学習障害(LD)とは

小学校に入ると学習が始まります。だれにでも得意なこと、不得意なことはありますが、特に知的発達に遅れがないにも関わらず、学習上で出来る、出来ないという分野の差が激しくバランスが偏っている場合、学習障害(LD:Learning Disabilities)の疑いがあります。

学習障害の中でも多いのが、文字や文章を理解しながら読むことのできない読字障害(Dyslexia:ディスクレシア)です。また、文字が鏡文字になるという書字障害もあります。さらに、数字の大小や計算が出来ないという場合もあります。

時間や日時、方位、位置などの認知が出来ない、自分の考えを言葉に表すのが苦手、単語の発音が出来ないというものなど様々な症状がありますが、周囲が学習障害であることを理解していなければ、「努力が足りない」「勉強していない」「がんばっていない」というとらえ方をされ誤解される場合が多いので、出来るだけ早い段階で学習障害であることに大人が気づき、対応する必要があります。

学習障害は親のしつけが原因で起こるものではありません。特定機能の障害は脳や中枢神経系に何らかの機能障害がると考えられていますが、医学的にはまだ特定されていません。しかし、学習障害であると診断と分かったら、それぞれの機能障害に対して具体的な療養方法があります。

読字障害では文字と音を関連させたり、カウンセリングによる精神療法が施されますし、算数障害は、数の概念を根気よく根付かせたり、計算の反復練習をします。ほとんどの療育が小学校修了時期までに終了します。

(Visited 234 times, 1 visits today)
スポンサーリンク