アスペルガー症候群とは

アスペルガー症候群とは、自閉症の1つのタイプで、その原因は先天的な脳機能障害であると言われていますが、具体的に脳のどの部分の障害であるのかは現在もまだ不明の状態です。

アスペルガー症候群は、知的障害や言語障害ではありません。むしろ人によってはある特定の分野に非常に高い知的能力を持つことも多いです。しかし、相手の表情や気持ちが分からない、人懐っこいけれど、人との距離感がつかめず、自然でないために、うっとうしいと感じられたり、不気味がられたりして親しい人間関係がなかなか築くことができません。

社会の暗黙のルールが分からない、冗談が通じない、運動があまり得意でなかったり、不器用であるというのも特徴です。発達障害の中でも広汎性発達障害に分類されます。

最近の事件記事などで、凶悪犯罪の犯人がアスペルガー症候群であったということが多々あり、犯罪とアスペルガー症候群との関係が取り上げられることがありますが、特に科学的なデータはありません。確かに残虐な犯罪を犯す場合も事実としてありましたが、アスペルガー症候群の人には、真面目すぎるぐらい決められたルールを破ることができないという症状の人もいます。

アスペルガー症候群は先天性の遺伝性障害ですので、環境や親の教育とは無関係です。早期に発見し、一つ一つ社会的スキルを理解させる療育が主な治療で、治療薬などはありません。しかし、放置すると社会にいつも受け入れられない存在であることから、適応障害やうつ病、摂食障害、不安障害、パニック障害などの二次障害が懸念されます。

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