高機能広汎性発達障害(高機能PDD)とは

高機能広汎性発達障害とは、アスペルガー症候群、または高機能自閉症と呼ばれたりします。知的障害はなく(むしろ標準的な知的能力よりも高い場合が多く)外見からは非常に障害が分かりにくいので、家族でさえその障害を受け入れることが困難な場合があります。

コミュニケーションの障害があり、自閉症の人によく見られる強い行動力、興味や食事のこだわりがあったり、相手の気持ちを考えて話すことができないので一方通行の会話になったり、集団に溶け込めないのが特徴です。

社会集団の中で規則やルールを守ることが難しく、空気を読むことも苦手なので、障害があると知らない人から見るとわがままで家庭でのしつけが悪いというレッテルを貼られることも多く、母親などは自分の教育が悪いのではないかと自責の念に苦しみますし、本人も社会生活を送ることに大きなストレスを感じます。

また、特定の音や味に異常なほど敏感で、嫌いな音がなるとパニックになったり、食べられない給食などがあると不登校などに陥ったり、障害のない人にとってみれば全く理解に苦しむような行動もあります。

知的な障害がないので障害を認めることができず、診断が遅れるとかえって周りからの理解が足りずに、本人は自分の存在を肯定することが出来ずに大人になってしまい、二次障害を引き起こす可能性があります。

成長と共に高機能広汎性発達障害の特徴は目立ちにくくなりますが、完全に治癒することはないので出来るだけ低年齢のうちに自分の障害と向き合わせる必要があります。周りの理解や援助は自分の障害を受け入れているということは非常に重要になってきます。

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